アデニウムの苗や種からの育て方(通販で3種類の種販売中)。注意すべき4つのステップ!

アデニウム

アデニウムを苗や種から育てる?!育て方で注意すべき4つのステップアデニウムに興味はあるけど、どんな植物か分からない。また苗や種を買ったけど育て方がわからないなど、アデニウムに関する情報をご紹介します。gron storeでは3種類だけですが、アデニウムの種も販売しております。内2種類は日本では珍しいアデニウムの種です。アフリカからやってきた不思議な植物アデニウム。ぷくっと膨れるお腹が愛らしくてとってもキュートなアデニウムを育ててみませんか♪

アデニウム種の販売

見た目からは想像できないこんな綺麗なお花を咲かせるアデニウム、アデニウムの種の販売はこちらから

 

 

【アデニウムの育て方 -目次-】

 

アデニウムとは

大きなアデニウム

アラビアやアフリカ原産のアデニウム

アデニウムは東アフリカや南アラビア原産の多肉植物(塊根植物とも呼ばれる)です。ぽこっと太くなる茎が特徴で様々な色、形の綺麗な花を咲かせます。現地では岩場や荒れた土地で薔薇のような花を咲かせることから”Desert Rose”と呼ばれ、日本でも”砂漠の薔薇”として近年人気が高まってきています。また種子が出来るとタンポポのように風に乗せて飛ばすなど、過酷な環境を生き抜く知恵を持った植物でもあります。

  • 学名:adenium
  • 科名:キョウチクトウ科
  • 属名:アデニウム属
  • 原産地(原産国):東アフリカ、南アフリカ、南西アフリカ、サウジアラビア、イエメン、ナミビア
  • 和名:アデニウム、砂漠のバラ
  • 花言葉:純粋な心、一目惚れ
  • 形態:多年草
  • 場所:夏は外、冬は室内
  • 耐寒性:やや弱い(5度以上)
  • 水やり:春〜夏:土が乾いた時 秋:土が乾いてから2〜3日ごと 冬は断水
  • 開花期:4月〜9月
  • 難易度:★★★☆☆

 

アデニウムの特徴

育てやすいアデニウム

以外と育てやすいアデニウム、お花も可愛いいです

1)丸い形に育つ

幹や根が丸くなり、ボトルツリーのような形に成長します。ただし、日照時間が少ないと徒長してしまうので注意しましょう。

 

2)花が咲く

春から秋にかけて赤、黄色、白、紫など種類によって様々な色の花をつけます。大きな株の場合、花が咲いた後に種を採取できることもあります。

 

3)育てやすい

アフリカや中東原産の植物ですが、日本でも比較的育てやすい植物です。ただし、冬の水やりなどはコツが必要なので注意しましょう。

 

 

アデニウムの育て方

『種から育てる』

小さなアデニウム

1年未満のアデニウム

1)種を購入する

種から育てる場合にはネット通販での購入が主流です。ただし、秋から冬の期間(10月〜3月)は流通が少なく、値段も下がりづらいので春から夏の期間(4月〜9月)に購入しましょう。また購入後は冷蔵庫で保存することで種の品質も長持ちし、植える時の発芽率も高くなります。そして、販売業者によって種の状態や価格が異なります。品種にもよりますが、多く流通している品種の場合は(Adenium obesum mix)1粒35円〜55円くらいが相場で、オリジナルや希少種になると1粒100円以上するものもあります。またアデニウムは挿し木ではなく、種から育てるほうが幹が太くなる傾向にあります。

※購入する時の注意点
・品種を確認する 種を購入する際には必ず品種を確認しましょう。例えば「アデニウム・オベスム(Adenium obesum)」の場合、10〜50粒程度で安価で売られているものは、ほとんどが混合種です。業者によっては何も表記せずに販売しており、固有種と見分けがつかないので注意が必要です。ちなみに固有種になると3倍以上の値段になるので、値段や表記をしっかりと確認して購入しましょう。 また販売業者によっては「アデニウム・タイ・ソコトラヌム(adenium thai socotranum)」を希少種で流通の少ない「アデニウム・ソコトラヌム(adenium socotranum)」と明記して販売していることもあります。気になる場合は直接問い合わせてみましょう。

 

2)発芽

・種まきの時期
暖かい時期となる4~8月が好ましいです(気温が15度以上)

・種を冷やす
種を購入したら冷蔵庫で1〜2週間ほど保管しましょう。発芽方法のポイントとして、四季がある種は冬を経験しないと発芽しないものが多いので、一度冷やすことをお勧めします。この方法を行う場合には、種が濡れないようにビニールパックや密閉ビンなどを使用しましょう。

・水につける
種を冷蔵庫から取り出し常温に戻したら、次は水に浸しましょう。種を丸一日浸すと水を吸い込み大きく膨らみます。

アデニウムの種を水につけて脱脂綿の上で発芽を待つ

左の写真:アデニウムの種を水につけている様子、右の写真:水から上げて湿った脱脂綿の上で発芽を待っている様子

・発芽させる
1.密閉できる容器に、脱脂綿やティッシュ、ソイルなどを敷き、熱湯をかけ消毒を行います。熱湯をかけることで容器内の雑菌の繁殖を抑え、種に影響が出るのを防ぎます。
2.次に容器と敷き詰めたものが常温になったら、種子を並べ、種子が少し濡れるくらいまで水を注ぎます。
3.最後に容器をビニールラップなどで密閉し、15度〜25度の暗所に保管します。1〜2日置きに状態を確認してください。通常7〜10日ほどで発芽します。
※種の状態にもよりますが、20度以下の場合は発芽率が悪い気がします。

1週間でアデニウムの種が発芽

アデニウムの種を脱脂綿の上に置いて瓶をラップで巻いた後、薄日がさす場所で1週間。5つの種とも芽が出て来ました。今回は、4月で暖かくなってから始めたので、発芽率も高く全部芽が出ました。

 

3)種まき・植え替え(発芽後)

・苗床を作る
小さなポット、もしくは育苗ポットや育苗箱などに種まき用の土を入れます。

発芽したアデニウムの種を、種まき用の土に植える

いちごのパックに挿し芽、種まき用の土を敷き詰め、発芽したアデニウムの種を発芽したほうを下にして植えます。

・発芽した種を植える
次に発芽した種を苗床に植えていきます。芽が出てきた方を下にして植えると、まっすぐに成長します。種の皮が取れやすいのでピンセットなどを使用して作業を行いましょう。

アデニウムの種を植えて一週間、アデニウムが発芽

アデニウムの種を植えた後にたっぷり水を与え、暖かくするためにまたラップをします(農家さんのハウス栽培と同じですね)。土に植えてから1週間、アデニウムの小さな緑色の芽が出てきました(右側の緑色の部分)。

 

4)植え替え(成長後)

・土を作る
苗床で2〜3cmほど成長したら植え替えを行います。土は水はけの良い事が大切で、サボテンや多肉植物の土、その他ブレンドしたものでも可能です。使うポットの色やインテリアに合わせながら土を選んでみるのもお勧めです。

・苗を植える
ポットに土を入れ、苗を植えやすいように土に空間を空けておきましょう。根を傷つけないように気をつけながら植え替えます。植え替えた後はたっぷりと水をあげてください。

 

『苗から育てる』

1)苗を購入する

苗はネット通販だけではなく店頭での購入も可能です。最近ではおしゃれな植物屋さんでたまに販売していることもあるので、植物好きの方はチェックしてみましょう。 購入する際には、葉がしっかりとしていて、幹がぎゅっと引き締まったものを選び、必ずハダニやカイガラムシなどの害虫や病気がないかも確認しましょう。柔らかすぎるものは避けてください。

※苗を購入する前に育成環境を確認する
アデニウムは比較的簡単に育てられますが、日照時間が少なかったり、風通しが悪く湿気が多い環境だと元気に育ちません。また大切に育てれば数十年生きることもあるので、育てる環境が適切なのかをしっかり確認しましょう。

 

2)育てる

・栽培環境
日当たりが良く、風通しの良い場所で育てましょう。夏は日光の良く当たる室内や外の雨が当りにくい軒下などの場所、冬は暖かい室内で育てましょう。温度は5度程度までは耐えれますが、できる限り暖かい場所で越冬させてください。

・用土
水はけの良い排水性を重視した土がオススメです。 土に詳しくない方はホームセンターなどにある多肉植物用やハーブ用の土でも育てられます。自分でブレンドして作る場合には、日向土(小粒、もしくは中粒)+ヤシガラ土を1:1の割合で作ると良いでしょう。

・水やり
春から夏のあたたかい時期は土がしっかり乾いた時点で水をあげます。秋は土が乾いてから2〜3日程おいて水をあげ、徐々に水をあげる頻度を少なくします。冬は室内の暖かい場所の場合は適度に水をあげても良いですが、寒い場所の場合は休眠期に入るので断水してください。

・植え替え
1〜2年に一度、4月〜8月の暖かい時期に植え替えてください。ポットから取り出し、腐った根などを取り除いで、新しい用土に植え替えます。この時に肥料を加えても良いでしょう。

・肥料
5月〜8月に月に一回程度、緩効性化成肥料や液体肥料を与えましょう。肥料を与える場合には分量に注意しましょう。

・病気
湿気が多い時期や冬に水をあげすぎると、軟腐病(幹や根が腐る)になりやすいので注意しましょう。

・害虫
外で育てる場合には、アブラムシやカイガラムシやハダニが発生することがあります。見つけ次第駆除を行いましょう。ホームセンターなどで買ってきた場合には、室内に入れる前にしっかりとチェックしましょう。

・枯れる原因
アデニウムが枯れる原因の多くは、水のやりすぎによるものです。乾燥地帯の植物は乾燥には強い傾向にありますが、水や湿気が多いと病気になりやすくなります。なるべく乾燥気味に育てるようにしましょう。また根腐れの場合は”幹がブヨブヨしてきた”、”鉢から臭いがする”などの症状があります。気になる場合には鉢から取り出し、根の状態を確認しましょう。対処方法は腐った部分(黒くなる)を切除し殺菌剤などで殺菌を行った後に乾燥させ、新しい土に植え替えてください。
※根の切断は個体にダメージを与える可能性があるので自己責任で行ってください。

・アデニウムの毒性
キクチチョウトウ科の植物はアルカロイド、ウアバインまたは強心配糖体を含む有毒植物です。アフリカの部族の間では古来よりアデニウムを煮詰めて作った毒を利用して、動物の狩りを行ってきたようです。 大量に服用しなければ問題はありませんが、手入れをする際など樹液がついた場合にはしっかりと洗い流すようにしましょう。

 

『アデニウムの増やし方』

1)種・挿し木により増えます

アデニウムは種のほかに挿し木でも増やすことができます。ただし、挿し木の場合は株元が膨らまず、スラッとした株に成長するので注意しましょう。

 

2)挿し木のやり方

①伸びた茎を7〜10cmの長さでカットします。この場合ノコギリなどではなく、剪定用のハサミなど使用すると茎を綺麗にカットできます。

②カットした茎を風通しの良い日陰に置いて、1〜2日ほど乾燥させます。この時にカットした茎から樹液が出ることがあるので触らないように注意しましょう。

③挿し木用に土をポットに用意したら、土に3〜5cmくらいの穴をあけ、茎を挿して土をかぶせていきます。茎が立ちにくい場合には支柱を立てましょう。

④風通しの良い日陰に置き、水を控えめにして少し乾燥気味に育てます。

⑤茎から新芽が出てきたら挿し木の成功です。挿し木は1〜3か月程度(環境による)が目安なのでゆっくりと見守りましょう。

 

アデニウムのよくある質問

芽が出ない

1)気温が足りない

一般的な植物も暖かい時期になると芽を出しますが、アデニウムも同様に気温が一定以上にならないと発芽しない傾向にあります。発芽させる場合には最低15度以上の環境で、可能であれば20度以上を保つようにしましょう。また種の発芽核を刺激するために冷蔵庫で1〜2週間ほど冷やしてから蒔く方法もオススメです。

2)種の品質が悪い

種はいつでも芽が出ると思われがちですがそうではありません。種類によって発芽期間は異なりますが、どの種も年々発芽率が落ちていきます。業者によっては発芽率の悪い種を販売しているケースもあるので、あまりに発芽しない場合には問い合わせてみましょう(ただし、種や植物は返品不可の場合が多いです)。

 

花が咲かない

1)日照不足

暖かく日照時間も多い地域が原産なので、日照時間が少ないと花を咲かせないことがあるようです。特に室内で育てる場合には日光が当たる場所で育ててあげましょう。

2)肥料過多

原産地の環境が乾燥していて比較的栄養分の少ない土地ということもあり、水だけでも十分育てることができます。肥料は年に数回あげても構いませんが、花の咲く時期に少しあげる程度で良いでしょう。

3)適温ではない

アデニウムは暖かい時期(4〜9月)にしか花を咲かせません。15度以上あれば花が咲くと言われていますが、日照時間も関係してきますので、上記の時期以外での開花はなかなか難しいでしょう。

 

葉が黄色くなる、落葉する

1)気温が低い

秋から冬の時期で気温が10度前後になってくると、葉が黄色くなったり、落葉がみられます。この場合は越冬の準備に入っている可能性もあるので特に問題ではないでしょう。

2)水のあげ過ぎ

アデニウムは通年を通して、水が多すぎる状態を好みません。特に湿気が多い時期などは水のあげ過ぎで根腐れ塩、葉や茎に影響を与えることがあります。葉が黄色くなったり、落葉したりする場合に水を与える頻度を減らし、乾燥気味に育ててあげましょう。

 

 

アデニウムの種類

日本でも流通があるものから、なかなか手に入らないレアなものまで、アデニウムの様々な種類をご紹介します。

アデニウム オベスム(Adenium obesum)

レア度:★★☆☆☆
綺麗な花を咲かせることから「砂漠のバラ」と呼ばれ日本でも広く流通しています。幹や根がぷっくりと太くなるのも特徴です。

gron storeでは、アデニウム オベスムの種を販売しております。アデニウム オベスム ミックス種10粒の販売ページをご確認ください。

 

アデニウム アラビクム(Adenium arabicum)

レア度:★★★☆☆
アラビア半島やサウジアラビア、インド洋沿岸などが原産で、美しい花を咲かせるの特徴のアデニウム。荒れ地や岩から大きく成長する姿はまるで生き物のようです。

 

アデニウム タイ ソコトラヌム(Adenium socotranum)

レア度:★★★☆☆
ソコトラヌムの血統にオベスムやアラビクムなどの品種を加えた交配種。形も様々あり、交配種特有の強い個体でもあります。

gron storeでは、アデニウム タイ ソコトラヌムの種を販売しております。こちらの種は日本では珍しい種です。アデニウム タイ ソコトラヌム KHZ種5粒アデニウム タイ ソコトラヌム ゴールデン コーラル種5粒の販売ページをご確認ください。

 

アデニウム ソマレンセ(Adenium somalence)

レア度:★★★★☆
ソマリアやケニアなどの地域が原産で、シュッとした葉に主幹が伸びるのが特徴のアデニウムです。また種類によっては幹がとても大きくなるものもあります。

 

アデニウム ソコトラヌム(Adenium socotranum)

レア度:★★★★★
イエメンのソコトラ半島にのみ自生する希少性と成長時のフォルムの美しさから、アデニウムの王様とも呼ばれています。

 

 

【ネット通販】アデニウムの種を販売

gron storeではアデニウムの種を販売しております。種の種類は3種類。

アデニウム オベスム ミックス種の10粒セット

綺麗な花を咲かせることから「砂漠のバラ」と呼ばれるアデニウム。海外から直送している、アデニウムの種。是非お楽しみください。

【税込/送料込】アデニウム オベスム ミックス種10粒(Adenium obesum MIX)

商品情報

綺麗な花を咲かせることから「砂漠のバラ」と呼ばれ日本でも広く流通しています。幹や根がぷっくりと太くなるのも特徴です。海外から直送している、アデニウム オベスム ミックス種。一袋10粒とります。※価格は税込、送料込みとなります。※在庫数に限りがあります、売れ切れの際はご了承くださいませ。

【税込/送料込】アデニウム タイ ソコトラヌムKHZ種5粒(Adenium Thai socotranum KHZ)

商品情報

ソコトラヌムの血統にオベスムやアラビクムなどの品種を加えた交配種。形も様々あり、交配種特有の強い個体でもあります。アデニウム タイ ソコトラヌム KHZ種。一袋5粒とります。※価格は税込、送料込みとなります。※在庫数が少数となります、売れ切れの際はご了承くださいませ。

【税込/送料込】アデニウム タイ ソコトラヌム ゴールデン コーラル種5粒(Adenium Thai socotranum golden coral)

商品情報

ソコトラヌムの血統にオベスムやアラビクムなどの品種を加えた交配種。形も様々あり、交配種特有の強い個体でもあります。海外から直送している、アデニウム タイ ソコトラヌム ゴールデン コーラル種。一袋5粒とります。※価格は税込、送料込みとなります。※在庫数が少数となります、売れ切れの際はご了承くださいませ。

 

アデニウムの育て方まとめ

アデニウムは観葉植物としてだけではなく、フォルムなどの特徴を生かしたインテリアとしても非常に人気の出てきている植物です。自分の好みに合わせた形とおしゃれな鉢などを組み合わせて可愛いインテリアとして育ててみてはいかがでしょう。