植物を元気に!知っておきたい肥料の種類とタイミングと分量

植物に与える固形肥料、液体肥料

植物を元気に育てたい。きれいに花を咲かせたい。元気がないけどどうすればいいんだろう。そんな時は「肥料をあげよう」と思う方も多いのではないでしょうか。でも、液体肥料?固形肥料?活力剤?いろいろな種類があってどれを上げればいいのか、どんな時にあげればいいのかわかりにくいですよね?今回は、そんな肥料の違いや上げ方のポイント4つについて紹介します。

 

肥料の成分、量、タイミングなどの基本を学びましょう

肥料には栄養分の種類やタイミングなどがあります。元気がないからといってすぐにあげるのではなく、状況を見て適切な肥料をあげることが重要になります。肥料が生み出す効果、肥料をあげるタイミング、分量を学びましょう。

植物に与える固形肥料、液体肥料

肥料には、固形肥料、液体肥料とあります、肥料の種類などありますので、植物に適した肥料を与えましょう。

 

1)肥料の三大要素

肥料には植物の育成に必要な三大要素と言われる大切な要素があります。人でいうところのたんぱく質や炭水化物、脂質に当たるなくてはならない要素です。植物を元気に育てるためにはこれらの要素をバランスよく、適切な量を与えていく必要です。市販されている肥料にはN:P:Kとそれぞれの成分のバランスが記載されています。またビタミンやミネラルに当たる、そのほかの成分は中量要素(鉄分、ホウ素、イオウ等)、微量要素(カルシウム、マグネシウム)もあります。まずは、基本の三大要素の役割をしっかり覚えていれば大丈夫です。

窒素(N)

葉や茎を大きく育てる。

リン酸(P)

花や実を育てる。

カリウム(K)

根や茎を育て、病気にかかりにくく、強くなる。

 

 

2)肥料のタイミング

肥料を上げるタイミングは、茎がひょろひょろし、葉も元気がないとき、花を咲かせたいとき、こんな時に肥料を上げてください。

茎がひょろひょろし、葉にも元気がないときには

三大要素N:P:Kのバランスが同じ肥料を選びましょう!バランスよく含まれている肥料は、どんな植物にも使えるので安心して使えます。ここで一つ注意があります。葉が黄色くなるなど、ぐったりしてしまっている植物には、いきなり強い肥料を上げると逆効果!肥料の前に、水不足なのか、逆にあげすぎなのか、おいてる場所が適切かなど確認しましょう!肥料を上げる場合も、規定量よりもうすくしてスタンがかからないようにしましょう!

花を咲かせたいときには

花を楽しみたい、これから花の時期という植物には、リン酸(P)の比率が高い肥料を選びましょう。

 

3)肥料のあげ方・量

液体肥料の場合は、希釈し、適切な濃度にしてからまんべんなくあげましょう。固形肥料の場合は、植物の根下ではなく、鉢のふちに沿ってあげましょう。液体肥料も、固形肥料もパッケージに書いてある規定量を守ってあげてください。早く、元気になってほしいからといってたくさん上げたり、高い濃度で肥料を上げたほうが効果が出るわけではありません。逆に肥料焼けして悪影響が出ることもあります。

肥料焼けって?

肥料によって根がダメージを受けてしまうこと。肥料が濃かったり、直接根に触れてしまうと、根の中の水分が出て行ってしまい、根が傷んでしまいます。

元肥 (もとごえ、もとひ)

植物を植えるとき、植え替えるときに土の中に混ぜ込んだり、土の表面にばらまく肥料のことです。ゆっくり効果が出てくる、緩効性の肥料が便利で効果的です。土の中に混ぜ込む場合は、直接根に触れないようにするか、触れても大丈夫な肥料を選ぶと安心です。

追肥(ついひ)

栽培中の植物の成長に応じてあげる肥料のことです。土の上から固形肥料を上げる場合も、液体肥料を上げる場合もあります。即効性のある液体肥料が便利です。

 

4)肥料の種類

肥料には大きく分けて4つのタイプがあります。それぞれに特徴があり、使い方も異なります。

有機肥料

油かすや鶏糞、骨粉などの動植物由来の天然の養分からできている肥料です。ゆっくりと時間をかけて土の中の微生物に分解されることで効果が出てきます。しかし、臭いがあるものもあり。室内で育てている植物には向きません。また、成分の比率がわからず、使い方が難しいです。

無期肥料(化成肥料)

人工的に合成、生産されている肥料です。必要な成分そのものなので、すぐ効果が出るものも多く、入っている成分量や適切な使用料も明記してあり、わかりやすく扱いやすいです。

固形肥料

粒の大きさによって小粒・中粒・大粒があり、土の中に混ぜ込んだり、土の上に置いて使用します。ゆっくりと時間をかけて利き始める「緩効性」と、混ぜ込んでからしばらくたってから効果が出始める「遅効性」があります。どちらも効果が出始めてから、ゆっくりとした持続した効果が出ます。

固形肥料は時間がかかる栄養補給

時間がかかりますが、ゆっくりと栄養補給できる固形肥料

液体肥料

そのまま使えるもの、薄めてから使いうもの等がありますが、どちらも手軽で使いやすく、なおかつすぐに効果が出る、速効性がある肥料です。手軽で、すぐに効果が出るので、濃い濃度や、たくさん上げてしまいがちですが、パッケージに記載してあるきちんとした濃度や使い方を守りましょう。

液体肥料は比較的効果が出るのが早い

比較的効果が出るのが早い液体肥料、薄めて使いましょう

活力剤(アンプル)って液体肥料と何が違うの?

肥料には、植物がすくすく元気に育つために必要な栄養成分が含まれていますが、活力剤には含まれているのは、ビタミンや鉄分等の栄養素です。夏バテしてしまったり、植え替えたばかりだったり、ダメージを受けた植物を回復させたり、開花や成長の促進をするものです。いうなれば、サプリメントや応急処置です。活力剤だけでは育たないので、肥料と併用してください。

活力剤は成長促進、ダメージ回復などに使いましょう

用途が違う、活力剤と液体肥料

 

肥料の種類とタイミングと分量知識のまとめ

肥料には種類によって使い方や効果に違いがあります。早く大きく、元気になってほしいからと言ってたくさんあげても逆効果になってしまいます。どの肥料が必要なのか考えて、その植物にあった適切な与え方をしてください。