気になる水の上げ方、着床のやり方とは?コウモリラン(ビカクシダ)の育て方

コウモリラン

独特の姿が不思議な魅力となって、心を捉えて離さないコウモリラン(ビカクシダ)。インテリア雑誌のインドアグリーンのページの中で見ないことがないくらい、今人気の植物です。そんな人気のコウモリランを実際に育ててみたいと思っているけど、うまく育てられるのか?難しいんじゃないかととまどっている方も多いのではないでしょうか?でも、ポイントさえ押さえて育ててみると、意外と丈夫で育てやすいんです。そんなコウモリランの育て方をご紹介します。

 

 

コウモリラン(ビカクシダ)の基本情報

コウモリラン(ピカクシダ)

壁にかけたり、吊るしたりして飾るのがオススメ

学名:Platycerium bifucatum
科名:ウラボシ科・コウモリラン属
原産地:南米、東南アジア、アフリカ、オセアニア(熱帯地方)
日当たり:半日向
水やり:水が好き、たっぷり
育てやすさ:★★☆☆☆

ビカクシダは、木や岩石等に根を張って着生するシダの仲間です。漢字で書くと、「鹿角羊歯」鹿の角に見えるシダというそのままの漢字を書きます。まるで壁に掛けられた鹿のはく製に見えてきますね。その姿が、羽を広げたコウモリに似ているっことからコウモリランとも呼ばれています。ちなみに、コウモリランって呼ばれていますが、ランの仲間ではないんです。南米、アフリカ、東南アジアやオーストラリアなどの熱帯地域に生息しています。

 

コウモリランの葉っぱ

コウモリランで特徴的なのは、その鹿の角に見える葉っぱこれは「胞子葉(ほうしよう)」と言います。でも、もう1つ、株元を覆っている黄緑色の部分も葉っぱなんです。こちらは「貯水葉(ちょすいよう)」と言います。この2つの葉っぱは役割が違います。

胞子葉(ほうしよう)

コウモリラン(ビカクシダ)の胞子葉(ほうしよう)

コウモリラン(ビカクシダ)の胞子葉(ほうしよう)

コウモリランはシダ植物なので胞子を出します。名前の通り、この「胞子葉(ほうしよう)」に胞子をつけます。よくみると細かい白い毛におおわれている部分があります。これは、強い日の光から身を守ったり、外敵から身を守るためにあるそうです。

貯水葉(ちょすいよう)

コウモリラン(ビカクシダ)の貯水葉(ちょすいよう)

コウモリラン(ビカクシダ)の貯水葉(ちょすいよう)

こちらも、名前の通りスポンジのようになっていて水を蓄えるための部分です。茶色く枯れてきてしまっても取り除かないでください。この中に、水分や養分を蓄えているんです。また、木や岩に着生する際に支えている部分にもなります。さらにすごいのは、貯水葉は上から落ちてきた落ち葉や虫をなかに貯め、分解して養分にしてしまう性質も持っているんです。

 

 

 

コウモリラン(ビカクシダ)の育て方

日当たり

春から秋は明るい窓辺に置きます。夏の直射日光で葉焼けしてしまうことがあるので遮光するなど注意してください。日照不足になると成長が悪くなったり、葉が黄色くなったりするので、そういった場合は様子を見ながらしっかり日光浴させてください。新芽が出ない場合も日に当てて様子を見てください。冬以外は戸外でもい育成可能です。いきなり室内から日当たりの強い戸外に持っていかず少しずつ様子を見てください。

温度

高温多湿を好みます。特に温かい。春から秋は成長期になります。外で育てている場合は10月ごろには室内に取り込んでください。熱帯の植物なので、冬でも10℃くらいは保ってあげてください。最低でも5℃の温度がないと弱ってしまいます。なるべく乾かし気味にして、温かいリビングなどにおいてください・

水やり

春から秋は2,3日に1回、植え込み材が乾いたらたっぷりと上げてください。冬は週に1回くらい、こちらも完全に乾いてからたっぷりと上げてください。こけ玉や鉢で育てている場合は丸ごとバケツに着けてあげてもいいです。貯水葉の裏に根が生えているのでしっかりその部分に水がしみこむように上げてください。ただし、常に濡れている状態では傷んでしまうので、しっかり乾いてから水を上げることを意識しましょう。冬は特に、貯水葉の中に無為分を蓄えているので乾かし気味にしましょう。空気中の湿度を好むので霧吹きでこまめに葉水をあげてください。

肥料

生育期の春から秋は2か月に1回、緩効性の固形肥料を貯水葉の裏側にあげてください。水やりの際に液体肥料を薄めたバケツにつける方法もあります。

害虫

風通しが悪いとカイガラムシやハダニがつくことがあります。なるべく風通しがいい場所で育てましょう。

増やし方

育成期には育ってきた子株を株分けすることもできます。また、胞子からふやすこともできます。

 

 

コウモリラン(ビカクシダ)まとめ

冬場の温度と水やりにさえ注意すれば、家でも育てやすいコウモリラン。ぜひ皆さんも家の中で雑誌やインテリアショップに並んでいるようにコウモリランをおしゃれに楽しんでみてはいかがでしょうか?